僕がひきこもりから脱出できたときの経緯を書いていきます。

山に登る人
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僕は学校を卒業してから、だいたい四年近くひきこもっていました。

下の記事で、引きこもりから脱出するためには危機感を持つことが必要不可欠であると説明しましたが、僕が引きこもり生活でどのように危機感を抱き、そして脱出に成功したのか。

誰かの参考になるかもしれないので書いていきます。

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ひきこもり生活に漂いはじめた不穏な空気

引きこもり生活を始めたとき、両親から特になにかを言われることはありませんでした。

学校に通ってた頃にも一時期不登校になった経験があるので、また始まったかぐらいの気持ちだったんだと思います。

でもある時期から家のなかで家族とすれ違うときに、チッと舌打ちれるようになったんです。

まあそれは当然ですよね。

いかに家族といえども、何年も外にも出ずに閉じこもってる人間が家のなかにいたら誰だって嫌な気持ちになります。

でもそのときは家族のことなんて考える余裕もなくて、いきなりの出来事にさすがに少し動揺してました。

ただ引きこもりの活動時間は健全な人たちが就寝している深夜から明け方にかけてがメインです。

家族が活動してる間は基本的に冷蔵庫の物色もトイレにも行くこともありません。

なので同じ家に住んでいてもすれ違うことがそんなになかったんです。

だから今後も出来るだけ会わないように気をつければいいやと、あまり気にしていなかったのです。

いま考えるとクズの発想でしかないのですが、当時は真剣にこんなことを考えてました。

でも当然それで解決というわけにはいきませんでした。

家から追い出されることが発覚

一向に働き始める気配のない僕。

そんな僕にとうとう業を煮やしたのか、あるとき両親が僕を家から追い出す計画を立て始めたんです。

その話し合いはたびたびリビングで行われていました。

僕はある日たまたま、自分の部屋から聞き耳を立ててその話を聞いてしまったんです。

両親の口調がなんだかいつもの雑談の感じではなく、かなり深刻な雰囲気を帯びていたことをよく覚えています。

そのとき初めて、これやばいかもと思ったのでした。

実は自分が引きこもってることについて、もう少しくらいなら大丈夫でだろうという希望的観測が僕のなかにありました。

なんだかんだいってもまさか家を追い出されるなんてことはないだろうと高をくくってたんです。

現実と向き合うことを恐れて逃げていたんですね。

とにかく、実際に追い出される可能性が濃厚になって初めて、僕は危機意識を持つことになりました。

お金もないし人脈もないし人も怖い。

もし本当に追い出されてしまったら、自分の力で生きていくことなんて到底できそうになかったからです。

一時はホームレスになるしかないと真剣に検討していました。

しかしネットでホームレスの社会を勉強するうちに、どうやらそれも無理っぽいと思うようになりました。(ここでは割愛しますが、ホームレスの社会にも厳しい人間関係があって新参者は大変みたいです)

八方塞がりの状況で、ひとり頭を抱えて苦悶することになりました。

ついに始まる家族会議

そんなある日、ついに両親が僕の部屋に入ってきました。

部屋に入ってくるなんてそれまでに無かったことだから、何の用件かはすぐにピンときました。

そして話し合いが始まりました。

これが家族会議というやつなんでしょうか。

議題はもちろん僕に家から出て行ってほしいということでした。

話した内容はあまり覚えてないですが、追い出されたら僕は生きていけないからもうちょっと待ってほしいというようなことを泣きながら主張した気がします。なんとも見苦しい姿です。

ただその必死の抵抗が功を奏して、すぐに働きはじめるならもうしばらく住んでもいいという話に落ち着いたのでした。

外へ

もともと精神が弱かったこともあって、家族会議を終えた僕はかなりのパニックになってました。

すぐに働き始めると約束した手前、その言葉を実行に移さなけばならなかったのです。

その日からは夜中にパソコンをつけて、ぼろぼろ泣きながら自分に出来そうな仕事がないかを朝まで検索することが日課になりました。

でもネットで調べていても、これはというようなピンとくる求人ってなにも無いんです。

というのも僕は無意識に、元ひきこもりにもできそうな簡単でなるべく休日の多い仕事を探していたんだと思います。

そんなもんあるわけないですよね。

まともに生きている人でも条件のいい仕事に就くのは難しいんですから。

そんなわけでネットを使った僕の初めての就活は、時間だけが過ぎていくばかりで何の成果を残すこともありませんでした。

その後しばらくして、そんな姿を見かねた親から家の近くのコンビニでアルバイトの求人が出てるという情報がもたらされました。

そしてその求人にとうとう応募することになったんです。

これが僕の社会復帰の第一歩となったのでした。

最後に

これが僕が引きこもりを脱出した経緯です。

両親にきっかけを作ってもらってようやくという感じですね。

自分の力だけだったらどうなってたでしょうか。

答えは出ませんが、たまにそんなことを考えます。

人間の脳は、なるべく現状を維持するように思考すると聞いたことがあります。

だから最初の一歩を踏み出すことが一番大変なんです。

でもそれさえできれば、後はどんどん行けると思いますよ。

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