人間関係に対する苦手意識を克服する最強の思考法を紹介します。

DNA

みなさんこんにちは。

今回は対人関係への苦手意識を克服する思考法について書いていきます。

引きこもり生活を抜け出して社会復帰した際などに活用できますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

人間関係に対するの苦手意識は“開き直る”ことで解決できる

残念ながら現代社会では、生きていくためには周りの人たちとコミュニケーションを取ることが必須事項となっています。

もう少し経てば全世界AI化などが達成されてひとりの世界で完結できるのかもしれませんが、現状ではまだそこまでの技術の発展は期待できません。

どこにいっても人づきあいが必ずつきまとうというのは、なかなか厄介なことです。

たとえばようやく引きこもりから抜け出して社会生活を送るようになっても、そこで人間関係という新たな問題が浮上することになるのです。

自分の属するコミュニティでの人間関係を円滑にするためには、やはり世間話などでお互いに親交を深めたりする必要があります。

しかし長いこと誰ともコミュニケーションを取っていなかった人間が、社会復帰したからといっていきなり普通の人たちと同じように他人と交流を持つことができるでしょうか。

僕の経験に照らし合わせれば、それはなかなか難しいといわざるを得ません。

もともと引きこもりは対人恐怖症のようなものを持ってることが多いことに加え、急に社会に出ても思うように舌が回らなかったり自然な笑顔を作れないといったことが頻繁に起こります。

誰もが当たり前のようにできることが自分にはできないことに気づいてしまったときの絶望は、経験した人間でないと分からないと思います。

そんなことが繰り返されて、もともとなかった自分に対する自信をますます失っていくことになるのです。

このような状態で社会生活を送ることは、ストレス以外の何ものでもありません。

人づきあいに対する苦手意識は、早めに消しておくに越したことはないのです。

結論からいいますと、人間関係への苦手意識は開き直ってしまうことで解決することができます。

これだけだと意味が分からないと思いますので、順を追って説明していきます。

人間関係に対する苦手意識はどこからやってくるのか

みなさんは、自分がいつから対人面に不安を覚えるようになったか覚えていますか?

小さな子供の頃から苦手だったという人はいないはずです。

僕の場合は中学に通っていたときに受けたいじめが原因だと思っています。そこから人生がおかしな方向に進み始めたからです。

いじめによって周囲の人間を恐れるようになり、徐々に他人と接点がない生活を好むようになっていきました。

人づきあいに苦手意識がある人は、僕と同じように過去に何らかのトラウマとなるような体験をしているのではないかと思います。

周りの人に受けいれられながら健全に成長していくことができていたなら、そもそも他人に不安や苦手意識を持つことなんてないはずですからね。

つまり人づきあいへの苦手意識というのは、自分が過去に経験した苦しかった記憶に起因するものであるといえるのです。

自分に対する自信のなさは解決することができる

しかし過去につらい経験があったとしても、真っ当に生きている人たちがいたりします。

たとえばテレビを見ていると、たまに芸能人が昔いじめられてたみたいなカミングアウトをしていることがありますよね。

どこまで本当かは分からないですが、しかし過去に苦しい思いをしながらも彼らは芸能界という競争の厳しい場所でたくましく生きているように見えます。

それではなぜ同じような経験をしながら、自分たちにはそれができないのでしょうか。

それは過去の体験によって染みついてしまった、自分に対する自信のなさを克服できていないからです。

トラウマとなる体験をしてから対人不安を感じるようになるまでの過程は概ね以下のようになるかと思います。

①過去の苦しい体験

②周囲の人間への恐怖心

③コミュニケーションに消極的になる

④コミュニケーション能力が低下する

⑤対人関係に苦手意識が芽生える

⑥自分に自信がなくなる

⑦失敗を恐れるようになる

⑧人と接することに不安や恐れを感じる

もし他人に対する苦手意識を克服したいと思ったら、この一連の流れのどこかを改善しなければなりません。

しかし④コミュニケーション能力が低下してしまったところまでは既成事実ですので、今から書き換えることはできません。さらにコミュニケーション能力という漠然とした社交性全般に関する能力は理論ではなく経験を積むことでしか培えないものであり、今すぐ何とかしようと思ってもどうしようもない部分でもあります。

もし今から変えることができるとしたら、⑥自分に対する自信を回復させるという部分になるでしょう。

では具体的に自分への自信のなさを軽減する思考法から説明します。

コミュニケーションが苦手なことは自信をなくす理由にはならない

自分に自信をなくす要因は多岐にわたりますが、コミュニケーションに基づくものでいえば、社交能力が低いことを自覚して恥ずかしく思うというのがそれに当たります。

以下は人と接するの怖かったり不安だったりといった症状のある方向けに書いた記事になります。

この記事のなかで、たとえコミュニケーションが苦手だったとしてもそれは特段悪いことではないということを書いています。

コミュ力が低いから自分に自信がなくなるというのは、コミュ力が低いことを自分が恥ずかしいと思い込んでしまっているからです。

しかし実際に対人技能を駆使することが苦手でコミュ力が低かったとしても、それは何ら問題のあることではありません。もちろん恥ずかしいことでも情けないことでもありませんし、人よりも劣った人間であるということもありません。なぜならそれは単に得意不得意の範疇に収まるものであり、ただの個性だからです。

ちなみに苦手なことに対して羞恥を感じないというのは、普通の人は意識せずともやっていることではないかと思います。

人間関係への苦手意識を克服するためのキーワードは”開き直る”こと

社交能力が低かったとしても、それは全然悪いことではない。

これを理解するだけでも充分自分に対する自信のなさは薄まっていくと思っていますが、ここからさらに一歩考えを前に進めることができます。

上の方にも書きましたがと、人づきあいへの苦手意識は“開き直る”ことで克服することができるのです。

開きなおるという行為の意味するもの

ここでいう開きなおるとは、自分の能力が低いことを自覚しつつも、それが何ら悪いことではないということを真に理解し、それを行動で示すことができるということです。

自分に非がないことを頭で理解していても、実際に無意識のバイアスがかかり行動が抑制されてしまうのは、本当の意味で苦手意識を克服しているとはいえません。

たとえば、自分は話があまり得意でないからあまり喋らないでおこう、というような自分の行動を制限するような思考が発生しなくなる状態が、苦手意識を克服した理想的な状態です。

その状態に近づくために、この開き直り思考がとても有効になるのです。

例をあげるとこんな感じです。

話をすることが苦手だ。でもそれは何が悪い?
根暗な性格だ。でもそれのどこが悪い?
飲み会は苦手だ。だから断ることのなにが悪い?

心のなかで自分の行動を止めようとする思考が発生したら、ひとつひとつ何が悪いのかを検討していきます。

しかしたいていの場合、悪いことなんて実は何もないんです。

話が苦手だけど話したいから話すことはまったく健全な行為です。
根暗な性格であることは個人の自由なため、第三者に人格批判される謂われはありません。
飲み会の雰囲気が苦手だから断ることに何の問題があるでしょうか。

この習慣が身につけば、変に卑屈になったりペコペコしたりといったこともなくなります。意味も無く自分に対して自信がなくなることもありません。

他人の目もだんだん気にならなくなっていきますので、自分がやりたいと思うことを良識の範囲内で堂々とやっていくことができるようになりますよ。

前向きな思考を生み出すには

いきなり開き直れといわれても、すぐには出来るようになるのは難しいかもしれません。

この下に書いた2つのことは、僕が他人に対する苦手意識の克服に挑戦していたときに特に意識して気をつけていたことです。

このあたりを注意していれば、だんだんネガティブな考えが頭の中からなくなっていきますよ。

やたらと他人を過大評価しない

自分に自信がない場合、周りにいる人たちがみんなすごい人に見えるものです。

それは完全に思い込みでしかないのですが、たったそれだけのことで僕たちのように気の弱い人間は萎縮してしまったりするものです。

確かに中には本当にすごい人もいるかもしれませんが、大半の人たちは僕たちと比べて特別優れているわけではありません。

周りの人たちも自分と対等な存在であることを意識し、気後れしないようにしましょう。

むやみに自分を過小評価しない

これは上で書いたとおりです。

自分には非がないこと、誰かと比べて劣っている訳でもないことを理解してください。

仮に社交性が不足しているせいで周囲の人に迷惑がかかったとしても、それは仕方のないことであって自分の責めに帰すべきことでは一切ありません。

この2つの部分は特に意識しておいてくださいね。

それと余談ですが、自分に自信がなかったり恥ずかしい気持ちになったりすることは、どんどん負の悪循環を生みだす原因になってしまいます。

恥ずかしいから苦手意識が膨らみ、苦手意識が膨らむとますます喋れなくなる。僕も長い間このような救いようのない状態が続いていました。

しかしいつまでも卑屈になっていてもだれも助けてはくれません。開き直り思考を実践して、これまでの自虐的な思考を切り替えていきましょう。効果は実体験済みですよ。

最後に

対人面への苦手意識というのは意識の持ち方ひとつで改善できます。

この開き直り思考は、僕が引きこもりから抜け出して社会生活を送るようになってから必要に迫られて考案したものです。

荒削りな部分もありますが、理屈を構築できたことでだいぶ気持ちが楽になったことも事実です。

僕は以前勤めていた職場で「自閉症」というあだ名をつけられて心が折れかかったことがあります。

それほどまでにズタボロなコミュ力の自分でも、いまはいろんな人と関わりながら業務に支障なくやっていくことができています。いつまで続くかはわかりませんが・・・・。

繰り返しになりますが、僕らはたまたまコミュニケーション関連の能力が苦手になってしまっただけであって、そのこと自体は別に恥ずべき事ではありません。

というわけで、僕はこれからも人間力が低いことを自覚しつつも、胸を張って生きていきたいと思います。

みなさんもこれからは、自分を下げることはやめてみませんか?

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